“優れたエッセイ教室は、句会と似たところがあります。
出された課題で書き、講師や仲間の前で発表する。
様々な人々との出会いと、何よりも講師の講評が、励みになります。
この本は、こうして長年、書き、読む喜びを、仲間と分かち合う中から生まれました。”
[この本を注文する]ボタンのある書籍は、ご購入いただけます。
苺前線
人生の節目を記念して何かしたいと思い、自費出版を選びました。書き溜めたエッセイの中から四十本を選び、出版サービス室の方と編集や装丁を考えるのは、わくわくする作業でした。ようやくでき上がった本を家族や友人に配り終え、これで終わったと思いました。でも、実はそうではありませんでした。電話やメール、手紙で届いた感想の数々。それは私と家族や友人との絆を深めてくれました。これこそが自費出版の醍醐味かもしれません。