1. ホーム
  2. > 出版サービス室
  3. > 出版サービス室便り

shinko17828
お世話になっている印刷所の方が、初校と色校正を持って来てくださいました。
この場では、お客さまのご要望をお伝えしたり、いろいろと確認や相談などをしています。
どのようなことにもていねいに対応してくださり、いつもとても助かっています。

tsukamihon
進行中の、『夢日記』の束見本(つかみほん)が届きました。
束見本とは、本の仕上がりイメージや、背の厚み、重さなどを確認するため、
本番と同じ用紙で作る見本のことです。
まだ何も印刷されていない、真っ白な本は、普段見ることがないと思います。
お客様にも、仕上がりのイメージが実感できると、お喜びの声をいただいています。

shinko2016.2.24
まず、どのような句集にするか、写真など句のほかに載せたいものがあるか、表紙はどうしたいか、ご希望をお伺いし、ご相談させていただきます。
今回の句集では、90歳を前に、ご自分の句以外に、奥様が遺された句や、タイトルにふさわしい表紙画、軸装されたご自分の句碑の拓本、写真数点をお預かりしました。

shinko2016-12-07
以前にもご紹介しました、マンホール写真集の本紙色校正を確認しています。
本紙色校正とは、本番と同じ用紙に印刷された校正紙で、「この部分を明るく」など、最終的な色をこまかくチェックをしていくものです。ここまでくれば、完成もすぐそこです。
完成間近のこちらの本、完成後に書籍紹介のページでご紹介いたしますので、どうぞおたのしみに。

shinko2016-11-14
お預かりした原稿のデータを、出来上がりのカタチに組んだレイアウトを、校正1回目として著者に送ります。
文字の大きさや配置などが、イメージ通りになっているか、文章に間違いはないか、よく見ていただき、ご希望や修正点を赤ペンで書き加えていただきます。
これが著者校正です。ここで、じっくり、しっかり見ていただくと、あとの作業がスムーズです。

img_0876

マンホールの芸術性に感動し、日本各地のマンホールを写真に撮られたお客様からご依頼を受け、
一冊にまとめるお手伝いをしています。
お客様が写真の大きさや位置のご希望を、まるで一冊の本のようにノートにまとめて下さったので、
完成のイメージがよくわかり、進めやすいです。

個別発送
本日、新しい本が完成しました。お客様のご指定のところへ個別発送しているところです。
今回のご依頼は30冊でしたが、多い時には500冊発送することもあります。
完成後にご友人や、お知り合いの方々へ本を送りたいとお考えの方は、ご相談ください。

IMG_160803
文字校正や色校正など、すべての編集作業を終え、校了となった原稿は、いよいよ印刷・製本工程に入ります。
印刷が終わり、製本に入る前の段階で、一冊分の見本が印刷所から届きます。これが届くと、完成も間近です。
印刷・製本には二週間ほどかかりますが、この期間はいつもドキドキしながら待っています。

IMG_4811
お客様と打ち合わせした後、撮影したパステル画と原稿をイメージに沿うようレイアウトし、見本(校正紙)をお送りしました。お客様には、それをじっくりとご確認いただきます。その上で、必要な箇所には、赤字で修正の指示を入れていただきます。
上の写真は、お客様から戻ってきた校正紙です。これから修正を反映し、レイアウトを整えていきます。
このようなやりとりを印刷所に入稿する前に、2~3回繰り返し、完成に近づけていきます。

IMG_0706-3

データ入力したものは、プリントアウトし、一文字一文字、入力ミス(誤字・脱字)がないかどうか
確認していきます。
新聞への投稿や、冊子に掲載された作品をまとめる場合でも同様に、まずはデータ化して、
その後、入力チェックをします。

歴史哲学へのいざない
原稿は、データでお預かりするのが、基本です。
データがない、原稿用紙、ノート、日記帳、ときにはチラシの裏などに書かれている手書き原稿は、印刷会社の専門部署でデータにするので心配ありません。
今回、恩師の膨大な手紙を本にするために、それをコピーして綴じたファイル4冊とデータをお預かりしました。
作業を前に、20年以上、大切に保管されていたファイルに、風を通しました。

パステル画を楽しんで
パステル画を描かれている方から、画集のご依頼をいただきました。これまでに描かれた、40点以上の作品を、1冊の画集としてまとめられます。
画集の場合、まずは原画をお預かりして、印刷用のスキャナーで取り込むところから始まりますが、パステル画は、パステルの粉が落ちやすいため、スキャナーでの取り込みができません。そのような場合は、撮影スタジオにて作品の写真撮影を行います。
ただ今、撮影に向けて準備を進めているところです。


暮しの手帖社 今日の編集部