子どもを育てるなら丈夫でかしこい子に育て上げたい。それには過保護にならないようにしなければ、と誰でも思っています。では、どの程度鍛えたらいいのでしょうか。
モスクワ近くの町に住むニキーチン夫妻は、この本で自分たちの育児の経験を明らかにしています。
まだオムツのうちから、体育を手始めに、知育、しつけまで、一見乱暴なようでいて、じつは細心ていねいな鍛練法を、二人は辛抱強く工夫してゆきます。そこには子育てのヒントがいっぱいです。
子どもを育てるとはどういうことか、考えさせる本です。そして、子どもを見つめ、育ててみたくなる、そんな本です。
[目次]
うちの家族/まずは丈夫なからだ/体育はオムツの時から もっと早くから/赤ちゃんとまわりの人たち/一にも運動、二にも運動/生まれたときから才能のある子はいない/働く義務/人間関係/芸術のふしぎな力