読んでいるとシャンソンが聞こえてくるよう。楽しい、とてもおいしい本です。ロングセラー『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』の続編です。
[目次]
ロールキャベツは世界の愛唱歌
父とアラン・ドロンとスープ
みどりの島タヒチ
春はふわふわ玉子のスフレから
クレープでブランチを
父とニューオルリンズと
ナスのキャビアとムサカ
夫の味とわたしの味
東京の空の下オムレツのにおいは流れる
浜辺のパエリャ・バレンシアーナ
私流のディナー料理
メグレ警視とシャンソンと
クウェートの或るパーティ
冷たいサラダに温かいサラダ
朝ごはんとお茶とイギリス人
初夏の二つのパーティー
スパゲティとローマの思い出
アブゼリ、クネル、お芋のお焼き
なんとおいしい好子ムース
いまは手抜き料理人
詩とマルセイユの魚料理
トゥール・ダルジャンのいり玉子