ひと味違うお買い物に密着
(34号「合羽橋でインドを探す」)
あなたの街にもインドカレー屋がありませんか? そこで働く人がネパールの場合、「インド・ネパール料理」と呼んだりしますが、今回の記事は、そんなインド・ネパール料理店から始まりました。
登場人物は、料理人の稲田俊輔さんと、インド食器の輸入販売を生業とする小林真樹(まさき)さん。インドの食文化に詳しい二人がマニアックな会話を交わすうち、稲田さんに、ふとした疑問がよぎりました。「日本のインド・ネパール料理店は、どこで調理道具を調達しているのだろう?」。小林さんが「それなら、このお店の厨房を見せてもらいましょう!」ということで、厨房をのぞくと、インドやネパールから持参したもののほかに、日本の調理道具を上手に使っている光景を目にして、二人は感動します。
店主が店の近所の合羽橋に買い出しにいくというとので、二人がついていくと、「これもカレー作りに使えそう!」という調理道具がわんさか見つかります。今回は、そんな宝探しのようなお買い物の様子をレポートしました。
近年は海外からの買い物客も多い合羽橋。「こう使わなければ」という思い込みをはずせば、意外な掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。(担当:平田)