ゆるやかに回る、美しい飾り

2024年12月04日

ゆるやかに回る、美しい飾り
(33号「リトアニアの飾り、ソダスに魅せられて」)

リトアニアに伝わる、ソダスという麦わら飾りをご存じでしょうか。その歴史は古く、なんと1000年以上も前に生まれ、現在もクリスマスやイースター、結婚式や出産祝いなど、ハレの日に幸せを呼ぶ飾りとして、多くの家庭で親しまれています。
駐日リトアニア大使館に勤めていた時にこのソダスと出合い、現地で作り方を学んだ本多桃子さんは、「ソダスが日の光を受けて、音もなくゆるやかに回転する様子に魅せられた」と話します。
そんな本多さんに、星が輝くリトアニアの冬の夜をイメージして制作した作品とともに、その歴史などをご紹介いただきました。さらに、クリスマスにもぴったりな星や天使の作り方も。今年は、手作りしたソダスを飾り、異国の地に思いを馳せてみませんか。(担当:井田)


暮しの手帖社 今日の編集部