作る人だって楽しみたい! 会話が弾むおもてなし
(33号「気楽なおもてなしはいかが?」)
年末年始はおもてなしの機会が増えます。こんな時、何を作ったら喜んでもらえるかしら……。そう考えるとつい、手のこんだ料理を作らなければ、と思ってしまいがちですよね(そして、買い物だけで疲れてしまいがち)。
そこで今年は、肩ひじ張らず作れるのに、とびきりおいしい料理はいかがでしょう。家族や親しい人たちとゆっくりおしゃべりを楽しめますよ。この記事では、そんなふたつのコースをご紹介します。
ひとつは、旬の食材を使った料理が評判のビストロ「永福食堂」さんによる、ローストチキンが主役のイタリアン。ローストチキンは骨つきの鶏もも肉で手軽に作れるのに、皮はパリッ、身はふっくら仕上がります。
もうひとつは、中国料理愛好家の酒徒(しゅと)さんによる、手軽で滋味深い味わいの中国料理。冬の野菜をたっぷりいただける、ヘルシーな北京料理です。
試作をして編集部のテーブルに並べると、大盛り上がり!
「お店の味みたい」(担当:凝った食材や調味料は使っていませんよ)
「ついおかわりしてしまった」(担当:ほとんど野菜だから大丈夫!)
「疲れた体に染みわたる」(担当:お疲れさまです)
「お酒が飲みたい……」(担当:仕事中ですよ。プライベートで作ってね)
などなど、うれしい感想が飛び交いました。
永福食堂さんと酒徒さん、それぞれが長年作り続けてきた、とっておきのレシピです。コースを再現するのはもちろん、単品で作れば、今夜のおかずに役立つのも魅力ですよ。(担当:平田・井田)