美しい裾の始末にほれぼれ

2024年08月09日

美しい裾の始末にほれぼれ
(31号「お直しのプロに聞く、手縫いの裾上げ」)

お気に入りのパンツの丈を自分で詰められたらいいのにな、と思ったことはありませんか? 
また、ミシンを持っているけれど、出すのが面倒という方もいらっしゃるかもしれません。今回、手縫いで美しく裾上げするプロの技を、お直し職人の髙畠海(たかばたけ・かい)さんに教えていただきました。
裾がすぼまっている形の「テーパードパンツ」の裾上げや、ストレート形のパンツを切らずに裾上げする手法、裾を引っかけてほつれてしまった場合の糸の留め方について、写真とともにわかりやすく紹介しています。

私は、これまで自己流で裾上げしていましたが、髙畠さんに教えていただいた「奥まつり縫い」でやってみると、感動するほど美しく仕上がりました。裾のほつれを留める「千鳥がけ」も、ステッチがきれいです。
お裁縫初心者の方も問題なし。むずかしく考えず、ぜひ手順通りに進めてみてくださいね。これぞプロの技!という美しい仕上がりに、きっとほれぼれしてしまいますよ。(担当:佐藤)


暮しの手帖社 今日の編集部