地元にも、旅先にも

2024年08月06日

地元にも、旅先にも
(31号「郷土玩具の動物をひとつ」)

旅先のお土産屋さんなどで、かわいらしい郷土玩具を見かけることがあります。土地土地の民話や信仰などをモチーフに、子どもの成長や厄除けなどを願って作られるもの。そして現在もその多くが、職人の手作りで生まれています。
今回は、全国のさまざまな郷土玩具の中から、「動物」をかたどった玩具に絞り、その由来や作り手の思いをご紹介します。選者は、デザイナーの川﨑富美さん。「無印良品」の人気商品「福缶*」の企画立ち上げから携わり、全国の作り手を訪ねた経験を持つ川﨑さんに、素材や作り方の違いも楽しめる7つの玩具を選んでいただきました。
動物たちの表情は愛嬌たっぷりで、どこかユーモラス。細部まで趣向を凝らした職人の技にも目が留まります。記事を見て興味を持ったら、ぜひご自分の暮らす地域や旅先で、その土地の郷土玩具を手に取り、由来や作り手の思いに触れてみてください。(担当:田村)

*毎年正月に、全国の郷土玩具(縁起物)を缶に詰めて販売する企画。2012年開始。


暮しの手帖社 今日の編集部