新感覚の上海料理で夏を乗り切る
(30号「広岡今日子さんの夏の上海料理」)
日ごとに気温が上がり、蒸し蒸しとしてきました。はて、今年もまた猛暑となるのでしょうか……。そう心配する私に、「いやいや、日本の夏は序の口ですよ」と教えてくれたのは、上海の風俗・文化に詳しい広岡今日子さんです。
聞けば、かの地の夏は、気温も湿度も、日本とは段違いなのだとか。そこで広岡さんに、上海の人たちが夏に好んで食べる料理の作り方を教えていただきました。
たとえば、「糟貨(ゾーフ)」と呼ばれる冷菜4種や、上海人の好物・枝豆と豚バラかたまり肉の炒め煮。野菜がたっぷりとれる、ピーナッツバターと白ごまペースト風味の冷麺など。「作ったことない」「食べたことない」という驚きがありながら、どこか日本人の味覚になじむ5品です。1980年代に上海に滞在した広岡さんの思い出話も、どうぞお楽しみに。(担当:島崎)
新感覚の上海料理で夏を乗り切る
2024年05月28日