生まれ変わったシャツで春を迎えましょう
(29号「襟を付け替えてみませんか」)
だんだん暖かくなり、シャツ一枚で気持ちよく過ごせる季節が待ち通しいですね。みなさんは、お気に入りだけど、襟が傷んでしまったシャツをお持ちではありませんか? 「愛着があって、手放せないし、どうしよう……」と悩んでいたわたしに、同僚が「自分で襟が付け替えられるワークショップがあるから、一緒に行ってみない?」と誘ってくれました。
教えてくださったのは、服作りやリメイクを行う河部佑美さん。はじめは持参したシャツの襟を外すことにためらいがありましたが、新しく合わせる生地を考え始めるとウキウキしてきました。手を動かしてみると、ミシンが得意ではないわたしでも意外と簡単に仕上げられて、達成感があります。なにより、愛着のあるシャツが生まれ変わったのがうれしい!
『暮しの手帖』の誌面でもご紹介したくなり、河部さんにご相談してみると、より簡単な方法を提案してくださることになりました。さらに、同じ要領でカフスも付け替えられます。型紙は大人用で男女共通なので、自分のシャツはもちろん、家族の分も付け替えられます。合わせる生地次第で、元のシャツよりぐんとおしゃれに仕上がりますよ。(担当:平田)