工夫一つで、定番の家庭料理を新しく

2023年07月11日

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「昨日、家で何食べた?」「どんな料理作ってる?」たまに投げかけられる、この手の問いに「お答えするほどでも……」と、ドギマギした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんな答えるまでもない“ありふれた家庭料理”には、実は、それぞれの暮らしに合った工夫が詰まっています。例えば、我が家の定番「冷蔵庫の余りもので作った和風チャーハン」も数えてみると、こんな5つの工夫が見つかりました。

料理の手間を省く工夫/節約の工夫/おいしさの工夫/見た目をよくする工夫/家族のための工夫

では、料理を仕事とするプロの方々はどんな工夫をしているのでしょう。最新号『食事と暮らし』(7月10日発売)では、植松良枝さん、しらいのりこさん、長谷川あかりさん、ioriの園部曉美さん・中園五月さん、樋口直哉さんに、朝・昼・夜それぞれの食事の工夫を伺いました。

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例えば、料理家の植松良枝さんの「休日の朝ごはん」は、家族3人(夫、息子〈5歳〉)で楽しむことに重きを置いた「ピンチョススタイルのオープンサンド」です。トーストを細長く3〜4等分にカットし、食べる際に自分でディップを盛り付けるようにすることで、パーティーのような楽しい雰囲気を演出。さらに、子どもが苦手なケーパーやディルを別添えにしたり、晴れた日はテラスで食べたり、スペインの杯を器に使ったり……と、朝ごはんにも植松さんらしい“楽しい工夫”が満載です。

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ほかにも、精進料理ユニット・iori の園部曉美さん・中園五月さんの「精進カキフライ」や、作家&料理人の樋口直哉さんの「こねないハンバーグ」など、誌面では全33品紹介しています。

工夫次第で、定番も新しい一品に。そんな発見が楽しい「工夫を重ねて、3度の食事」。気になる工夫があれば、自分の食事に取り入れて、あなたの新しい定番を作ってみませんか?(担当:須藤)

※詳細はこちらからご覧いただけます。


暮しの手帖社 今日の編集部