心に残るサンドイッチです
(22号「市場の朝ごはん」)
「朝ごはんがとびきりおいしいお店がある」「どうやら市場のど真ん中にあるらしい」
そんな噂を聞き、どうしても食べたくなって電車とバスを乗り継いで訪れたのが、川崎市の中央卸売市場北部市場(ほくぶしじょう)にある軽食と西洋骨董の店「調理室池田」でした。
精肉店や調理器具店などと軒を並べ、朝7時に開店、昼過ぎに閉店するユニークなお店です。
早朝から市場で働く人たちのために、温かい朝ごはんを提供しています。
今回の記事は、店主の池田宏実さんの朝の時間に密着するルポルタージュ。
暗いうちからシャッターを開け、分刻みで開店準備をする池田さんの仕事の様子や、オープンに至ったいきさつ、常連さんとのやりとりなどをご紹介しています。
また、お店の看板メニューで、市場のマグロを使ったサンドイッチ「ツナメルト」を、家庭向けにアレンジしたレシピも特別に教えていただきました。
これは何度か試作をしましたが、本当においしいです。手頃な価格のマグロで作れますので、ぜひお試しください。(担当:中村)
※一般のお客さんが市場に入場できるのは午前8時からです。