器を楽しむコツ、お教えします
(18号「器じょうずになりたい」)
時々、家の食卓風景を写真に撮ることがあります。
ある日、それらの写真を見返していて、
「あれ、なんだかいつも同じ器ばかり使っているな」
と気がつきました。
コロナ禍になる前は、毎年、益子や笠間の陶器市に出かけて
お気に入りの器を買い集めていました。
それなのに、気づかぬうちに、それらを箪笥の肥やし、
ならぬ、食器棚の肥やしにしていたようなのです。
なぜ、私は同じような器ばかり使ってしまうのか。
好きな器なのに、どうも使いにくいと感じるのはなぜなのか。
どんな器なら、料理がおいしそうに見えるのか……。
この企画は、そうした疑問やお悩みを、
器のプロであるスタイリストの岩﨑牧子さんに投げかけ、
お答えいただこうというもの。
器をもっと楽しむための、コツやヒントをお届けします。(担当:島崎)