もっちりした食感の虜に
(14号「ひとつの生地で、いろいろ粉もの料理」)
「餃子を皮から作るなんて、なんだか大変そう」
実は、わたしもそう感じていたひとりですが、
そんな方にこそ試していただきたいのが、
「按田餃子」を営む按田優子さんが提案する、生地の作り方です。
粉に水を加えて、菜箸でぐるぐると混ぜてこねたら、
茶碗やボールをかぶせて、休ませるだけ。
生地がまとまりやすいので、初めて作った時、その手軽さに驚きました。
この生地は、1週間ほど冷蔵保存できるのが、うれしいところ。
ぜひ多めに作って、今日はつるりと口あたりのよい水餃子、
明日はビールのおともに揚げワンタン、というように、
その日の気分にあわせた料理を試していただけたらと思います。
わが家は、おとといの夕食には「大根と豚肉の水餃子」を、
昨夜は、「山いもと牛肉の棒餃子」を作りました。
この棒餃子も、生地が香ばしくて、
山いもがホクホクで、本当においしいのです……。
まだ生地が余っているので、
残りはひっつみ汁にしようかなぁと考えています。
もっちりした生地の食感は、やみつきになるおいしさですよ。(担当:井田)