9号でご紹介した「ぬくもりのアイピロー」を、記事を担当した平田さんがプレゼントしてくれました。
仕事の合い間や寝る前のひととき、目のまわりやお腹を温めると、なんともほっとします。
平田さんは、遠くに暮らすお母さんにも贈ったのだそうです。
こんにちは、編集長の北川です。
年末もいよいよ押し迫ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年を振り返ると、取材・撮影ができずに途方に暮れた時期もありましたが、そのぶん、人と会って話ができること、仕事ができることのありがたみを、しみじみと感じた一年でした。
在宅ワークの合間に出社すると、励ましの言葉が綴られたアンケートはがきやお便りが届いていて、
「ああ、こうして確かに受け止めてくれる人がいらっしゃるんだ」
と、胸にあたたかく灯りがともるようです。
いつもお読みになって支えてくださるみなさま、本当に、ありがとうございました。
弊社は、26日より来年1月4日まで、冬季休暇をいただきます。
同僚たちに休暇のプランを聞くと、
「今年は帰省するのを控えようと思う」
と悲しげな顔をする人もいて、なんとも言えない気持ちになります。
でも、そうして切ないほどに会いたい人がいるということは、
もしかしたら、とても幸せなことなのかもしれませんね。
来年も、何気ない暮らしのよろこびを、しっかりと深く味わえますように。
どうかみなさま、心穏やかな年末年始をお過ごしください。
『暮しの手帖』編集長 北川史織