編集部の5人が挑戦しました
(6号「至極やさしい金継ぎ教室」)
“いつかやってみたいこと”のひとつに、
割れた器を修繕する「金継ぎ」がありました。
でも、なかなか重い腰が上がらなかったのは、
「手間がかかってむずかしそう」
「お金がかかりそう」
という先入観があったから。
金継ぎ師の山下裕子さんに出会って、
なるべくシンプルな方法を考えていただくと、
「あ、これなら私にもできるかも」と気持ちがあがりました。
そして編集部のなかにも、同じく金継ぎに興味津々の人たちが。
そんな金継ぎ初心者5人が、それぞれの器を手に集い、
「暮しの手帖金継ぎ教室」が始まりました。
いつか直そうと思っていた器たちが、ようやく日の目を見たのです。
「金継ぎっていうけど、金で仕上げなくてもいいんだ!」
「私、この作業好きだなあ」
「今日はもう終わり? あっという間!」
和気あいあいと、ときに黙々と作業を続け、
全5回、およそ1カ月半にわたる金継ぎ教室を終え、
それぞれの出来栄えは……?
どうぞ誌面でお確かめください。
金継ぎに適した季節は、湿度の高い梅雨時期です。
おうち時間にぜひお試しください。(担当:小林)
写真は、金継ぎ教室の様子。漆を塗る細かい作業のため、みんな真剣そのもの!