皆でワイワイ包むのも楽しい
(4号「気楽に作ろう、養生水餃子」)
「タナキさんの水餃子を作るようになって、
市販の餃子の皮を買わなくなったんです」
ある人にそう聞いたのが、中国整体師・棚木美由紀さんの「養生水餃子」。
好きが高じて、水餃子教室を始めるまでになった棚木さんは、
研究に研究を重ねてレシピを生み出したそうです。
めん棒なしで手軽に作れる皮は、
抹茶やサフランなどを使って、美しく色づけます。
そのときどきの体の不調を整えるよう、
中医学にもとづいて考えられた、あんの具材の組み合わせ。
この具材は2種類だけと、シンプルなのも助かります。
今回教えていただいたのは、
この季節につらい乾燥や冷え、喉の痛みなどを癒す
緑やピンク、黄色に白と、彩り豊かな4種類の養生水餃子。
個性あふれる具材の組み合わせに、きっと驚かれるはずです。
そのまま食べてもおいしいのですが、
味つけのソースにも棚木さんらしいひと工夫があります。
作りおきもできる数種類のソースを、
ぜひともお試しください。
できれば家族や友人たちと、
皆でワイワイ作るのをおすすめします。
粉をこねて広げて、具を包む、そんな作業も楽しく、
何人かで作ればあっという間にできあがりますよ。
(担当:小林)