今日から始められる、食品ロスを減らす工夫

2019年09月30日

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今日から始められる、食品ロスを減らす工夫
(2号「始末のいい台所術」)

安いから、つい大袋に入った野菜を買ったけれど、使い切れずに傷んでしまった……。
みなさん、一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品、それが「食品ロス」です。
日本における食品ロスのおよそ半分は、家庭から出ているといわれています。
それでは、家庭における食品ロスは、どうやったら減らせるのだろう……。

この問題を考えるために、編集部では「家庭での食品ロス」をテーマに、読者のみなさまにアンケートを行いました。
すると、
「食品を捨てるのは、お金を捨てているのと同じだと思っています」という声や「賞味期限が迫って値引きされたものを買うこともあります。廃棄はもったいないですし、節約にもなるので」というご報告など、たくさんの回答を寄せていただきました。
誌面では、寄せられたご意見や悩みをご紹介するとともに、料理家のこてらみやさんが日々実践している、家庭での食品ロスを減らす工夫をお伝えしています。

今、わが家で大活躍しているのは、こてらさんに教えていただいた、どんな野菜も受けとめてくれる「半端野菜のミネストローネ」です。
ちょっとずつ余ってしまった玉ねぎや長ねぎ、じゃがいも、大根など、煮込んでおいしい野菜なら何を入れてもOKという気楽さから、ほぼ毎朝、このスープを作るようになり、半端野菜をダメにしてしまうことがなくなりました。
その他にも、野菜や肉の冷凍保存法、食材の整理方法、捨ててしまいがちな野菜の皮を生かす方法などをご紹介していますので、どれか一つからでも、ぜひお試しください。(担当:井田)

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暮しの手帖社 今日の編集部