素敵なお部屋にはスワッグあり!?
(92号「草花の壁かざり」)
雑誌記事の企画は、ある意味、ぼんやりした状態から生まれることがよくあります。
雑談中であったり、別の企画の相談中であったり……。
今回の「草花の壁かざり」も、監修の岡本典子さんと本誌88号「苔と花のテラリウム」の反省会のときの、こんな会話から生まれたものでした。
担当「スワッグとか、植物が飾ってあるお部屋って、どうして素敵なんでしょう?」
岡本さん「植物を飾っているからだけでなくて、部屋が片付いているということもあるでしょうね」
担当「部屋がキレイなのと植物を飾ることと、なにか関係があるのですか?」
岡本さん「ありますよ。ワークショップのときに、うちの生徒さんが『スワッグを飾る場所だけ、掃除してきました』とか『前より掃除をするようになりました』とか、よく言っていますよ」
お部屋が素敵なのは、植物が飾ってあるから、ではなく、飾ろうとする気持ちがお部屋をキレイにさせるということか。
でも、スワッグってむずかしそうだ……。
そこで、できるだけかんたんで、こなれて見えるスワッグ作りのコツを岡本さんに教わりました(実際に、普段、植物に触れることにない男性の私でも失敗することなく作れました!)。
そして、今回は失敗しにくい生花でのスワッグを提案。今の時期は乾燥していて、一年で一番ドライにしやすいのです。
誌面では、岡本さんに飾りたくなる気持ちがムクムクと湧いてくるスワッグのアイデアも提案いただいています。それを麗しさとは似つかわしくない男性3人で撮影に臨みました。そのできは、頁をめくってご確認くださいませ。(担当:矢野)