8歳の自分からの手紙
(89号「真子(まさこ)さんのカレー物語」)
こう暑い日が続くと、無性にカレーを食べたくなりませんか?
発売中の『暮しの手帖』90号では、ある女性シェフのカレーにまつわる物語をご紹介しています。
彼女が20年前に埋めたタイムカプセルから出て来たのは、8歳の自分からの手紙。
そこには、思いがけないことが書かれていたのです。
どんな物語なのかは、ぜひ誌面をご覧くださいね。
もちろん、カレーレシピも教えていただきました。
彼女が長年の研究によって生み出した、本格的なスパイスカレーを、ご家庭でも手軽に作りやすいよう工夫していただきました。
カレーはルーからしか作ったことがないわたしでしたが、インド食材店や通販などでスパイスを買い込み、いざ挑戦。
スパイスを計りながら作る感覚は、まるで化学の実験のよう。
試作のキッチンからはいい香りが漂い、自然と編集部員も覗きに来ます。
工程を追う度に鍋中はめまぐるしく変化し、味見するのがいつも以上にわくわくしました。
そして1時間後には、自分が作ったとは思えないような絶品カレーが出来上がったのです。
すっかりスパイスの魅力にとりつかれて、その後もう何度も作っています。
この夏のけだるさは、スパイシーなカレーで吹き飛ばしましょう!(担当:平田)