「戦中・戦後の暮しの記録」を募ります
“聞き書き”もぜひお寄せください
「戦中・戦後の暮しの記録」の原稿を募集します。
本号では、48年前に出版した不朽のベストセラー『戦争中の暮しの記録』の制作エピソードと、その収録作品のご紹介とともに募集を呼びかけています。
暮しの手帖社では、これから後に生まれてくる人のために、残しておきたい、残しておくべき一冊を作りたいと考えています。それが、2018年に創刊70周年を迎える記念として来夏出版予定の『戦中・戦後の暮しの記録』です。ふたたび戦争をくり返さないためにも、みなさまにご協力いただきたいのです。
今年で終戦から72年が経ちます。いまやほとんどの世代が、戦争を知らない時代になりました。ですから、「戦中・戦後の暮し」について、ご自身の体験を綴るのはもちろん、戦後生まれの方なら、“聞き書き”をしていただきたいのです。
ご家族やお知り合いが体験された、当時の様々な話を、ぜひお聞きになってください。そして、文章にまとめてお寄せください。
48年前も同じように読者に原稿を募り、『戦争中の暮しの記録』を編み上げました。今回は戦中の記録に加え、終戦直後からしばらくの間の「戦後の暮しの記録」も募集いたします。
敗戦の虚無感と、瓦礫のなかから、人々はいかに立ち上がり、何に希望を見出し、どうやって暮らしてきたのか。私たちは、そうした記録も残しておきたいと考えています。
どうか、ふるってご応募ください。(担当:村上)