「引っ越してしばらく経つけど、散らかっているし、台所の使い勝手がねぇ……」
料理研究家の今泉久美さんと雑談をしていると、驚きの言葉が飛び出しました。
「え、料理のプロでもそんなことがあるの??」
以前お住まいだった家の台所の印象は、とにかく広く(約10畳のダイニングキッチン)、置かれている家具の役割が明確である、ということ。
さすが料理のプロだと感じるアイデアがたくさんありました。
さて、今の家はどうなのだろうか。覗かせていただく。
散らかった印象はないものの、確かに以前よりも使い勝手はよくなさそう。
でも、今泉さんの頭の中にはたっぷりのアイデアが。
そこで収納のプロ、整理収納アドバイザーのすはらひろこさんと、今泉さんの「理想」をかたちにするために動きました。
打ち合わせのたびに、すはらさんからいただく、小さな、でも深く刺さる提案を積み重ねると、こうも使い勝手が変わるのか! ならばわが家も! と思わせてもらった役得な取材でした。(担当:矢野)
暮しの手帖87号「今泉さんの台所改造計画」
2017年03月30日