暮しの手帖85号「しごとのねだん」

2016年12月06日

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突然ですが、皆さんは、ご自身のお給料についてどうお考えですか?
仕事の内容に対して、「妥当なお給料をもらっている」と感じていますか?
いま、保育や介護など、公共性が高く、多くの人の生活の質に関わる仕事の現場で、「待遇の厳しさゆえに働き手が集まらない」「やる気や熱意はあるのに離職せざるを得ない」、そんな事態が起きています。
お給料は本来、どのように決まるのがよいのでしょう。
働き手は、企業は、国は、働き甲斐のある職場環境をどのように作っていけるでしょう。
あるいは、低賃金が生活の質の低下につながらない、生活保障制度の形はあるでしょうか。
労働の対価のあるべき形と、格差社会の今後について、考えました。(担当:島崎)


暮しの手帖社 今日の編集部