体の不調、ありますか?
(90号「げんきに歳を重ねたい」)
自身の体調管理に人一倍、関心がある編集長(澤田さんはこの10月で60歳)が、
「ぜひともやりたい!」と言って始まったこの企画。
当初、私(33歳と9カ月)には、全然ピンと来ませんでした。
私自身は、貧血、肩凝り、偏頭痛、毎日どれかひとつはあてはまるような有様ですが、もうそんな自分の体に慣れきっていて「みんな少なからず、不調があるものでしょ?」くらいに思っていましたし、「特別長生きしたいとも思わないしねー」なんて、強がりも言っていました。
ところが、抗加齢医学が専門のふたりのお医者様や、編集部(30代~60代)の皆に話を聞くうちに、そんな私の態度は「実は老いることを必要以上に怖がっていて、そのくせ自分の不調は見て見ぬふり、考えることから逃げていただけだった!」と気づかされたのです。
「老い」と向き合うには、「どう生きたいか」を、真剣に考えなければならないし、「体の不調」と向き合ったら、自分の意思で自分の行動を変えなければならない。
それは確かに、とても面倒なことです。
だけど、考え始めさえすれば、事態は確実に好転していきます。
気持ちが変わり、行動が変わり、心も体も、驚くほどすっきりします。
この記事を読んで、そのきっかけにしていただけたら、うれしいです。
どの世代の方にも、「生きやすくなる」ヒントがあるだろうと思います。(担当:長谷川)