「あちぃ…ただいま」(小声)と「おかえり!」(大声) ──編集長より最新号発売のご挨拶

2018年07月24日

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こんにちは。
列島は夏本番。あちらからもこちらからも、猛暑の情報がはいってきます。
今年は、本当に異例の暑さですね。どうしちゃったんだろう、地球?
『暮しの手帖』編集部も、みんな涼しい建物の中にずっといられたらよいのですが、雑誌づくりはそうは言っていられません。
面白いものは外にあるもの。机の上や、パソコンの中ではなく、空の下にあるもの。誰かと出会って生まれてくるもの。
というわけで、今日もそれぞれが入れ替わり立ち替わり、出ていっては現れ、現れては出ていきます。
汗びっしょり、「あちぃ…ただいま」と息も絶え絶えに戻ってくる仲間を見ると、いつも以上に「おかえり!」ってしっかり声をかけます。熱波と闘って、よくがんばったね!
仕事場なので、今回の特集の一つのように「まずはビールを」なんて言うわけには行かないけれど、まずは急いで冷たいもの飲みな!
(実際みんな冷蔵庫に向かう)

と、そんななかでようやくお届けする夏号です。
全員でがんばりました。
詳しい中味は、これから順次、各担当者がご紹介を始めます。
しばしおつきあいください。

そして! イベントふたつ、ご案内です。
本誌と同時期に出る『戦中・戦後の暮しの記録』完成記念イベントが、東京にてふたつ。

7/27(金)には、銀座・教文館にて「ちいさな朗読会」を開催、申し込み受付中(残席わずか)です。
女優の紺野美沙子さん、キムラ緑子さん、本上まなみさん、アナウンサーの魚住りえさんたちが、企画に賛同、急きょ駆けつけてくださる、戦争体験記の朗読の夕べです。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/information/180720

8/3(金)には、代官山・蔦屋書店にて、トークイベント「『戦中・戦後の暮しの記録』ができるまで」を開催。
こちらは、暮しの手帖社OBにして投稿者のお一人、河津一哉さんをお招きし、査読者の勝屋なつみさん、編集長の私や編集部員が登壇し、1968年の『戦争中の暮しの記録』や、それから50年を経た今回の最新刊をめぐって、お話をします。
この2年間、どうやって1冊にまとめたか、とっておきのエピソードトークを準備しておきますね。
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2018/07/-70.html
こちらもお申し込み受付中です。

また、7/26(木)から同書店では「暮しの手帖編集部が選んだ戦争の本フェア」も開催されます。
あなたの「心の戦争本」、この1冊って何でしょうか?
お近くの方、あるいは東京にお越しの方は、ぜひお立ち寄りください。

編集長・澤田康彦


暮しの手帖社 今日の編集部