いよいよ、花森安治 初の挿画集刊行です。
花森が編集長をしていた時代の『暮しの手帖』では、ファッション、料理、手芸、料理などさまざまなページに、おしゃれで、かわいらしく、ときに風刺がきいたユーモアたっぷりの挿画を見つけることができます。これらはすべて花森自身が手がけていました。
「ここに絵が入るといいな」。原稿を読むと、ペンにインクをつけ、何も見ずにさらさらと楽しそうに描いていたといいます。すると誌面はたちまち、きらきら輝きはじめるのです。
近日発売の本書には、『暮しの手帖』の誌面を彩ってきた挿画500点余りと、花森の暮らしの美学に触れる珠玉の言葉を散りばめるように収録しています。繊細かつ、美しい挿画とともに、花森の「美しい暮らし」への思いに魅せられる一冊です。詳細はこちらからご覧ください。
(担当:村上)