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・終了 NHK『あさイチ』で「花ふきん」特集

2017年07月03日

花ふきん_書影

7月5日(水)放送NHK『あさイチ』(午前8時15分~9時54分)に、秋田に伝わる祝いの針仕事「花ふきん」の刺し手・近藤陽絽子さんが登場されます。

NHK『あさイチ』の特集「キッチングッズ向上委員会 ~ふきん~」では、近藤さんのご自宅での「花ふきん」の使い方や、秋田のお教室の様子も紹介される予定です。
これまで多くの読者から、「近藤さんの刺す手元が見たい」とのお声をいただいておりました。またとない機会です、ぜひご覧ください。

近藤さんの一針一針が繊細で美しい「花ふきん」の刺し方は、単行本『嫁入り道具の花ふきん教室』で29種の模様を紹介しています。目次と近藤さんのプロフィールは、下記にてご覧いただけます。

写真(書影以外) 松本のりこ
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1174.html

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・終了 「花森安治の仕事」巡回展、富山県の高岡市美術館で開幕

2017年06月23日

花森安治

東京の世田谷美術館、愛知の碧南市藤井達吉現代美術館で好評を博した「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」の巡回展が、6月16日、富山県にある高岡市美術館にて開幕しました。

高岡市美術館は「公共建築百選」にも選ばれた美しい建物で、建築家・内井昭蔵氏が設計を手がけたものです(偶然ですが、巡回展一館目の世田谷美術館も内井氏による設計です)。外壁には地元産の砕石「紅桜(べにざくら)」を使い、回廊の屋根やドアの引き手などには高岡伝統の鋳物技術が活かされています。
ミュージアムショップは、吹き抜けで自然光が入るつくりで、花森の関連書籍やグッズの販売もたいへん充実しています。
また館内のティーラウンジ「アーク」では、期間限定メニューとして、『暮しの手帖』1世紀24号(1954年)の記事「クールさんの1週間」などのレシピを参考に作られた、レモンスカッシュやミルクセーキをお楽しみいただけます。

当時の『暮しの手帖』を存分に感じられる展示空間は、天井の高さを活かした会場となっています。暮らしをおびやかすものに対峙した、花森の温かくも鋭いまなざしや、職人(アルチザン)として「死ぬ瞬間まで〈編集者〉でありたい」と願った細やかな手仕事を、ぜひ間近でご覧ください。(担当:会田)

花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼
会期:6月16日(金)~7月30日(日)
会場:高岡市美術館(富山県)
講演会やイベントなど、詳細は、下記の高岡市美術館公式サイトにてご確認ください。
http://www.e-tam.info/

会場の様子(特別に許可をいただき撮影しています)

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花森による『暮しの手帖』1世紀26~100号(1954~1969年)

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装釘を手がけた書籍の原画

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1世紀96号(特集・戦争中の暮しの記録、1968年)と、読者からの投稿画稿

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画面右奥。花森が編集部員に取材について厳しく指導する肉声が流れる(録音テープより)

・終了 巡回展開幕のお知らせ 富山県・高岡市美術館 「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」

2017年06月15日

世田谷美術館(東京都)、碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県)にて好評を博した展覧会「花森安治の仕事」の巡回展が、富山県の高岡市美術館にて、6月16日に開幕いたします。『暮しの手帖』を創刊した花森安治の、生涯にわたる手仕事や貴重な資料、約740点がご覧いただけます。どうぞお誘いあわせのうえ、足をお運びください。

期間:2017年6月16日(金)~7月30日(日)
場所:高岡市美術館
〒933-0056 富山県高岡市中川1-1-30

展覧会詳細は下記のリンクよりご覧ください。
高岡市美術館公式サイト http://www.e-tam.info/

暮しの手帖社 花森安治特設サイトでは花森が手がけた仕事をご紹介しています。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/hanamorisan/

・終了:「花森安治の仕事」巡回展、愛知県にて開幕

2017年04月21日

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壁一面に展示された153冊の『暮しの手帖』

「花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼」の巡回展が、4月18日より、碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県)にて始まりました。
開幕に先立ち、4月17日に行われた開会式・内覧会では、多くの方々が花森の原画やデザイン、ジャーナリストとして社会の矛盾に鋭く迫った文章を、じっくりとご覧になっていました。
2月から4月にかけて先行した世田谷美術館(東京都)での展示は、来場者数約4万人の大盛況でした。今回の会場も『暮しの手帖』表紙原画など、670点の手仕事をご堪能いただけます。花森が打ち込んだ出版活動とその想いを、今あらためて感じていただければ幸いです。
暮しの手帖社の雑誌・書籍や、多数の資料を収録した「花森安治の仕事」展の図録も販売されています。お近くの方は、この機会にぜひ足をお運びください。(担当:会田)

◎花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼
会期:4月18日(火)~5月21日(日)
会場:碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県)
記念講演やワークショップなど、詳細は下記公式サイトにてご確認ください。
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/temporary/hanamoriyasuji.html

◎その後の巡回展会期・会場
6月16日(金)~7月30日(日)高岡市美術館(富山県)
9月2日(土)~10月15日(日)岩手県立美術館

※会場写真は、特別に許可を得て撮影したものです。

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創刊初期の表紙原画

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花森が手掛けた本誌ページ(パネル)

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展覧会企画「花森安治の あいうえお・もの図鑑」

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編集部で長年愛用していた机

・終了:世田谷美術館「花森安治の仕事」展、会期残りわずか

2017年04月03日

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世田谷美術館で開催中の展覧会「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」の会期は4月9日まで、残すところあと1週間となりました。
展示室では、『暮しの手帖』の思い出をお子さんと共有されるご家族連れや、花森のデザインについて、じっくりご覧になる若いカップル、ベビーカーを押したお母さん、「戦争中の暮しの記録」や「一銭五厘の旗」のコーナーで展示パネルを熟読される方など、みなさん思い思いに、花森ののこした手仕事に見入られています。

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ミュージアムショップには、暮しの手帖社の書籍も並んでいます。『花森安治のデザイン』をはじめ、『暮しの手帖』の最新号、創刊号を付録としたバックナンバー(4世紀83号)や、新刊書籍『美しいものを』など、ゆっくりお手に取ってお買い求めいただけます。

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3月18日には、編集部OBで書籍『花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部』の著者でもある小榑雅章(こぐれまさあき)さんの講演会がありました。満員御礼で、花森の編集長当時のエピソードに、涙を浮かべる方もいらっしゃいました。(小榑さんの講演会は、このあと巡回展がある、愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館でも予定されています)。

世田谷美術館のある砧公園では、これから桜が見ごろを迎えます。今回の展覧会をお見逃しなきよう、あたたかい春の日に、どうぞお出かけください。(担当:会田)

◎花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼
会期: 4月9日(日)まで
会場:世田谷美術館
詳細は、下記の世田谷美術館公式サイトにてご確認ください。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

※世田谷美術館での展示は終了いたしました。

◎巡回展のお知らせ
会期:4月18日(火)~5月21日(日)
会場:碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県)
イベントなど、詳細は下記公式サイトにてご確認ください。
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/temporary/hanamoriyasuji.html

6月16日(金)~7月30日(日)高岡市美術館(富山県)
9月2日(土)~10月15日(日)岩手県立美術館

・創刊70周年記念企画 「戦中・戦後の暮しの記録」の原稿募集をはじめます。

2017年03月24日

最新号『暮しの手帖』87号でも、48年前に出版した不朽のベストセラー『戦争中の暮しの記録』の制作エピソードとともに募集を呼びかけています。ぜひご覧ください。
応募フォームのページはこちらから

・手芸に興味のある女性限定/ 「のん×本誌編集長トークイベント」を開催します。

2017年03月17日

こんにちは。編集長の澤田です。
まもなく本誌最新号(87号)の発売となりますが、それを記念して、
今回ご登場いただく、女優のんさんとのトークイベントを、
東京、神田神保町〈東京堂書店〉にて開催します。

大ヒット映画『この世界の片隅に』の声の出演に際して、
実際に着物からもんぺをつくってみた、という真摯なのんさん。
聞けば「ソーイングが大好き」、時間があればミシンに向かう日々とのこと。
「春のはおりもの」づくりを、のんさんに依頼したら、
「やります!」と即答でした。
トップブランドmatohu(まとう)さんの監修のもと、
誰にも似合うトップコートの素敵な着こなしと、
その愉しい制作ドキュメント、製法手順を全18頁にわたって展開しています。

今回は、ものづくりを愛し、愉しむ、一生活者としての彼女に
じっくりお話しを聞きたいと思います。
題して「のんの愛する洋服づくり」。
限られた席数、女性限定ですみませんが、ぜひ、ご応募いただきますよう。

そして87号にご注目ください。

◎満席のため〆切りとなりました。たくさんのご応募ありがとうございました。

・「日曜美術館」再放送と、「花森安治の仕事展」巡回のお知らせ

2017年02月15日

2016年夏に放映された「日曜美術館」の再放送があります。
「日曜美術館“暮し”にかけた情熱 花森安治30年間の表紙画」

2月19日(日)午前9:00~9:45(Eテレ)
2月26日(日)午後8:00~8:45(Eテレ)

http://www4.nhk.or.jp/nichibi/x/2016-07-17/31/12617/1902689/
この機会にぜひご覧ください。

また、東京の世田谷美術館で、2月11日より「花森安治の仕事 ― デザインする手、編集長の眼」が開催されております。
世田谷美術館のスケジュールなど、詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/information/20170207-2

◎2017年巡回日程
2月11日(土)~4月9日(日)世田谷美術館
4月18日(火)~5月21日(日)碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県)
6月16日(金)~7月30日(日)高岡市美術館(富山県)
9月2日(土)~10月15日(日)岩手県立美術館

みなさまお誘いあわせの上、お運びください。

・花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼(世田谷美術館)

2017年02月07日

『暮しの手帖』創刊から30年にわたり、表紙画、カット、誌面のレイアウトから広告まで自ら手がけた、花森安治。その多彩な仕事ぶりを知る展覧会が、2月11日より東京の世田谷美術館にて開催されます。

時代ごとの『暮しの手帖』編集術、戦中戦後に他社でかかわった広告宣伝の仕事から、装釘した書籍、愛用品まで……。約750点に及ぶ作品や資料から、その人物像に迫ります。
どうぞお誘いあわせのうえ、足をお運びください。

期間:2017年2月11日(土・祝)~4月9日(日)
場所:世田谷美術館
〒157-0075 世田谷区砧公園1-2
世田谷美術館公式サイト|展覧会詳細は下記のリンクよりご覧ください。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

・特別寄稿:澤田康彦「愛する人に贈るプレゼントは、幸福で甘いものとは限らない」

2016年12月26日

『暮しの手帖』編集長の澤田が、映画『この世界の片隅に』についてソニー・エンタメステーションで特別寄稿しています。
澤田康彦「愛する人に贈るプレゼントは、幸福で甘いものとは限らない」
下記のリンクよりお読みいただけます。
https://entertainmentstation.jp/60122

・『とと姉ちゃん』ほか、NHK再放送のお知らせ

2016年12月26日

12月31日は朝から連続テレビ小説『とと姉ちゃん』他、今年NHKで制作された『暮しの手帖』にまつわる5番組の再放送が予定されています。

●12月31日(土)
「とと姉ちゃんと、あの雑誌」午前8時から8時45分 (NHK総合)
「とと姉ちゃん総集編 前・後編」
前編 午前8時45分から 後編 午前10時20分から (NHK総合)
「日曜美術館 “暮し”にかけた情熱 花森安治30年間の表紙画」
午後0時から0時45分(Eテレ)
「美の壺 日々を美しく暮らす 花森安治」午後0時45分から1時15分(Eテレ)

すべて地上波となります。
本放送をお見逃しになった方もぜひご覧ください。

・動画「フレーベルの星」の折り方

2016年11月25日

11月25日発売の『暮しの手帖』85号で特集した「フレーベルの星」(1-5頁)の折り方の動画を公開しております。誌面とあわせてご活用ください。


暮しの手帖社 今日の編集部