「怒り」に振り回されて、困っている人に
(93号「怒りとむきあう 怒りとつきあう」)
ちょっとしたことで、カッとなる。怒りたくないのに、怒ってしまう。つい言い過ぎて、あとでとても後悔する……。自分の怒りに振り回されてしまうこと、誰しもきっとありますよね。
本企画は、自分の怒りにむきあい、つきあっていく方法を探すために組んだものです。
「認知行動療法」(物事の受け止め方について考える)、「身体心理学」(身体から怒りの感情にアプローチする)、「アサーション」(適切な表現や物の言い方を練習する)という、3つのアプローチで「怒り」について考えます。
むやみに怒らないでいられたら。周囲や自分を傷つけることなく、怒りを発散できたなら。自分の怒りを、適切にうまく、相手に伝えられたなら。私たちの毎日は、どれだけ平和になるでしょう。自分の怒りを持て余し、困っている人と一緒に考えられたらと思います。(担当:島崎)