「わからないことが、わからない」。
はじめて介護に直面した方々から、よくこんな言葉を耳にします。
介護保険で受けられるサービスは多岐にわたるし、そもそも介護保険のことがわからない。なにから始めたらいいのかもわからない。
選択肢がみえなくなることで、不安だけが大きくなっていく……。
そんな思いを抱いている方々に向けて、「介護が始まる前からできること」「いざ、介護が始まったらどうしたらいいか」など、基本的なことだけれど意外と知られていないと感じたことをまとめました。
後半では、実際に介護をしている方々のお話もご紹介しています。
人の数だけ介護のかたちは異なりますが、家族の介護に直面したとき、どんな悩みを抱え、どんな方法を選択してきたか。
それぞれのお話には、これから介護をする方々の助けとなる、たくさんのヒントがあると感じました。(担当:井田)
暮しの手帖87号「介護のかたち」
2017年04月06日