東日本大震災のあと、東北の各地をまわりはじめたイラストレーターの小池アミイゴさん。以来、その土地土地の風景や人々の暮らしぶりを絵にすることは、小池さんのライフワークとなりました。
東日本大震災からもうすぐ6年。編集部は、そんな小池さんの旅に同行したいと考えました。
小池さんが通い慣れた東北を歩き、小池さんがそこで出会った方々にじかにお目にかかることを通して、この6年の歳月のなかで何が変わり、何が変わらなかったのか、私たちが今どんな場所に立っているのか、現時点での確認をしたいと考えたのです。
冬の初めのとある日、旅は福島県いわき市にある豊間海岸からはじまりました。(担当:島崎)
暮しの手帖86号「アミイゴさんの3.11」
2017年02月24日