王府の戰美樸さんは、1957年から40年以上も暮しの手帖のために中国料理を考えて下さいました。300種を超える料理から、家庭で毎日食べても、あきのこないものを152種えらびました。使っている材料は近所のお店ですぐ買え、中華なべが一つあれば、写真と説明の手順で、誰でも簡単に作れます。
[主な内容]
炒める
牛のひき肉とセロリのいためもの/豚入りにら玉/枝豆のにんにくいため/野菜かに玉/白菜の甘酢いため/ツアサイとじゃがいもの炒めもの/ふわふわ玉子中国ふう ほか
揚げもの
肉だんご/からし菜とたけのこの味揚げ/小なすのえび団子/骨つき豚の香り揚げ/春まき/えびの天ぷら甘辛しょう油炒め/アジの中国ふうあんかけ/とりとなすのみそからめ/鯉の丸揚げ/揚げおこげ ほか
煮もの
骨つき豚肉のしょう油煮/とうふの中国ふうあんかけ/えびのチリソース味 ほか
揚げ煮、炒め煮
八宝菜/ひき肉とうずら玉子の辛煮/トリと甘栗のうま煮/中国ふうとりの丸煮/なすの麻婆ふう ほか
焼きもの
野菜をのせた焼きとり
蒸しもの
豚肉とつけ菜のしょう油むし/中国ふう茶わんむし/豚バラ肉の亀甲蒸し
なべもの
中国ふう豚といかのしゃぶしゃぶ/中国ふうとりなべ
前菜、冷菜、サラダ、おひたし
セロリの中国ふう/揚げなすのにんにくじょう油かけ/はるさめのサラダ/ツアサイのサラダ/白菜とニラのサラダ/たたききゅうりの酢じょう油/アスパラガスの中国ふうおひたし/くらげの前菜 ほか
漬物
大根とにんじんのしょう油漬け/中国の甘酢漬け
スープ
大根とアサリのスープ/魚のニラスープ/とうふとほうれん草のスープ
ご飯、餅類
ご馳走の炒飯/肉ぞうに/かにたまどんぶり/とりと野菜の雑煮/とりと青菜のおかゆ ほか
麺類
蒸しなすの冷麺/麻醤麺ふう冷麺/つーるーめん/じゃあじゃあめん/スープわんたん/両面やきそば ほか
粉から作るもの
薄餅/焼きぎょうざ・水ぎょうざ/あられすいとん/あんまん・肉まん
菓子類
杏仁どうふ/中国ふう揚げ菓子 ほか
[著者]
せん びぼく
中国山東省生まれ。1954年に来日、香港飯店に入店。1957年から『暮しの手帖』の中国料理を指導、1965年に独立し、西新橋に中国料理店王府を開店(現在は閉店)。