1954年から半世紀以上『暮しの手帖』で連載が続いている〈エプロンメモ〉は、読者と『暮しの手帖』編集部が作り出した暮らしの知恵の宝庫です。台所を中心に、たべもの、着るもの、住まい、おしゃれ、人とのおつきあい、こども、からだなど、毎日の生活にすぐ役立つ、ちょっとしたアイデアやヒントが詰まっています。
本書は〈エプロンメモ〉から1159篇を選び、早春、春、初夏、夏、秋、冬の六つの季節に分けました。新しい歳時記とも、それぞれに小さいお話としてもたのしめます。全部に花森安治が描いた小さいカットがついています。
[編著者]
おおはしよしこ
暮しの手帖社の社主であった故・大橋鎭子の実妹。花森安治らとともに、創刊時から『暮しの手帖』を支えつづけてきた。
2014年10月逝去。