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花森安治の広告デザイン 暮しの手帖のポスターと新聞広告

花森安治の広告デザイン 暮しの手帖のポスターと新聞広告  在庫有り

1948年の創刊以来、30年にわたり『暮しの手帖』の編集長を務めた花森安治。記事の企画、執筆、誌面レイアウト、表紙画やカットなどの雑誌づくりにとどまらず、広告も自ら手がけました。本書には、創刊初期のポスターにはじまり、「商品テスト」「戦争中の暮しの記録」などの名企画を知らせた電車の中吊り広告全点、新聞広告、書店広告を収録しています。
他社の広告を取らず、編集者としてその信念を貫いた花森が世の中に語りかけた、強く美しいコピーや緻密なレイアウト。バラエティ豊かなデザインをお楽しみいただける一冊です。

下記の見開きページの画像をクリックすると、拡大画面でご覧いただけます。

[目次]

初めて「暮しの手帖」に出会った夜 河津一哉(編集者、元『暮しの手帖』編集部員)

Ⅰ 暮しの手帖社ポスター
 『暮しの手帖』 中吊り広告 前期
 『暮しの手帖』 中吊り広告 後期
 『暮しの手帖』 書店広告
 別冊・書籍 中吊り広告

Ⅱ『暮しの手帖』新聞広告

花森安治の言葉とデザイン 藤原辰史(京都大学人文科学研究所 准教授)
『暮しの手帖』花森安治編集長時代 関連年譜

[著者]

はなもり・やすじ
1911年、神戸市生まれ。松江高等学校を経て、東京帝国大学文学部美学美術史学科に入学。在学中より画家の佐野繁次郎に師事し、広告制作を手伝う。そこでコピーや、手描き文字、挿画、文字の組み方、色彩感覚を学ぶ。卒業後応召し戦地へ。病気除隊後、大政翼賛会の宣伝部に勤める。敗戦後の1948年、大橋鎭子とともに『暮しの手帖』を創刊、初代編集長となる。庶民に寄り添った衣食住の提案を行う傍ら、暮らしを脅かす戦争に反対し、環境問題に際しては、国や企業に対しても臆することなく鋭い批判を投じた。1956年 第4回菊池寛賞(花森安治と『暮しの手帖』編集部)、1972年 著書『一銭五厘の旗』が第23回読売文学賞(随筆・紀行賞)、同年に「日本の消費者、ことに抑圧された主婦たちの利益と権利と幸福に説得力のある支援を行った」との理由でラモン・マグサイサイ賞を受賞。

花森安治の広告デザイン 暮しの手帖のポスターと新聞広告

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