優しい時間が流れる場所で
(26号「これからの暮らしの話をしよう ミロコマチコ×カプカプーズ」)
連載「ミロコマチコ奄美大島新聞」で、島での暮らしを伝えてくださっている画家・ミロコマチコさん。彼女には、2カ月にいっぺん、飛行機に乗って訪れる場所があります。それは、横浜にある喫茶店「喫茶カプカプ」です。
「喫茶カプカプ」では、「障害がある」とされる人たちが働いています。彼らは店名にちなんで、「カプカプーズ」と呼ばれています。「私はこの場所に助けられている」。ミロコさんにそうまで言わしめるこの店は、いったいどんなところなのでしょう。
本企画では、店を運営する鈴木励滋さん、スタッフのすずきまほさん、ミロコさんが、誰もが安心して存在できる場所づくり、社会のあり方について話し合いました。ミロコさんと「カプカプーズ」が12年間続けている、ワークショップの模様もお伝えします。(島崎)