食卓がぱっと華やぎます
(22号「冬の魚介でイタリアン」)
みなさんがよく作る魚料理といえば、焼き魚や鍋ものなど和食が多いでしょうか。魚介がおいしくなるこの時季、目先を変えて、イタリアンで味わってみませんか?
今回ご指導くださったのは、日髙良実シェフ。日本におけるイタリア料理の先駆者で、南青山の「リストランテ アクアパッツァ」のオーナーシェフです。日髙シェフは、イタリアでの修業の際に魚介料理のおいしさに感銘を受け、以降、日本の魚介を生かして数々のイタリア料理を考案してきました。
今号では、ブリ、タラ、カキなど、この時季に旬を迎える魚介を使った5品をご紹介いただきました。材料や作り方はシンプルですが、日髙シェフならではの工夫が随所に散りばめられています。
ふだんはお刺身でいただくブリを使ったおしゃれなサラダや、カキのパックの塩水をソースに使うパスタ、濃厚なクリームにレモンの香りがさわやかなホタテのパスタは、手軽にできます。「タラのムニエル」は、淡泊なタラをたっぷりのバターで焼き、アンチョビとケイパーが効いたソースがリッチで、まるでお店の味! いつもの食卓が華やぎますよ。(担当:平田)