粘土と和紙で作ってみよう

2020年12月09日

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粘土と和紙で作ってみよう
(9号「愛しめでたし、張り子の正月飾り」)

日本各地の郷土玩具などでおなじみの「張り子」。
技術を持った職人さんでなければ作れないのかと思っていたところ、
油粘土や新聞紙、和紙などの身近な材料を使って、
誰でも簡単に作ることができると知り、とても驚きました。

指導してくださったのは、張り子作家の前田ビバリーさん。
「おおらかに作っても、それが味になりますから大丈夫ですよ」と、
初心者でもトライしやすい、半立体の張り子の作り方を教えてくださいました。

掲載は年末年始に向かう11月25日発売号ということで、
今回ご紹介するのは、招き猫をはじめとする「縁起物」です。
つくった張り子の縁起物は、
お正月のしめ縄に飾り付けるのはもちろん、壁などに飾ってもすてきですよ。

取材や試作で何度か張り子を作りましたが、
黙々と粘土をこね、小さな新聞紙や和紙を1枚ずつ貼っていく作業が
楽しくて楽しくて!
出来上がった張り子は決して上手ではないのですが(写真の張り子です)、
嬉しくて何度も手にとって眺めてしまいました。

絵付け次第でオリジナルの張り子も作ることができるので、
ぜひ、ご家族やご友人と一緒に楽しんでいただけたらと思います。
(担当:田村)

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今号の目次は下記のリンクよりご覧ください。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/honshi/c5_009.html


暮しの手帖社 今日の編集部